新しい年を迎えたと思ったら、
早いものでもう2月、立春も過ぎてしまいました。
旧暦には、季節や行事に合わせた『和風月名』と呼ばれる
月の和風の呼び名がありました。
1~12月のそれぞれの呼び名は、とても美しい響きで、
四季の移ろいを繊細に感じる、日本ならではの風情と趣があります。
2月は【如 月】 「きさらぎ」と読みます。
由来は諸説ありますが、厳しい寒さに耐える為に、
衣を更に重ねて着る『衣更着』が語源になったという説が有力のようです。
例年になく今年は雪が少ないとはいえ、風は冷たくて、
重いコートを脱げるのは、まだまだ先のようです。
如月の別名の一つに『梅見月』があります。
色とりどりの綺麗な梅の花の写真を愛でながら、
心静かに、花咲く春の訪れを待つことにいたしましょう。
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